くらし情報『「これはマズイ」息子が読んでいるマンガの内容に恐怖を感じた父親に、医師が伝えたい『大前提』とは』

「これはマズイ」息子が読んでいるマンガの内容に恐怖を感じた父親に、医師が伝えたい『大前提』とは

上記の体験談について、産婦人科医のサッコ先生こと高橋幸子先生の解説をお届けします。

子どもに伝えてほしい「アダルトコンテンツの大前提」

相談者の親子は同性同士なので、「過激な性の漫画を見ていることに親が気がついたよ」、となんとなく伝えられるといいと思います。

その上で、できれば次の2つの大前提を伝えてほしいです。

1つは、アダルトコンテンツは18歳以上の分別のある大人のためのものだということ。
2つ目にアダルトコンテンツは主に男性側の妄想で作られたフィクションであるということ。

最近ではスマートフォンなどで歪んだアダルトコンテンツが目に入りやすい環境があります。

その環境が悪いのであって、見ているその子が悪いわけではありません。ネット漫画や動画であれば、見られないようにアクセス制限をかけた方がいいです。


制限がかけられず、アダルトコンテンツが見られる状況が続くなら「このコンテンツの内容は正しいことではないよ」と伝えられたほうがいいと思います。

漫画が好きなお子さんだったら、まずは、漫画で書かれている性教育の本を与えて、正しい性の知識を伝えてあげてください。

12歳までに知っておきたい 男の子のための おうちでできる性教育: 思春期の体と心・防犯・SEX・生命・人との境界線

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