【第四子出産】紺野あさ美さんが家づくりで夫と意見の割れた場所「ショールームで裸足で踏んでみたら……」
夫が遠征で不在の日が多いので、私が建築会社さんと打ち合わせしたことをさらに夫に説明しなきゃいけないことも、回数が重なるとけっこう大変でした。普段の仕事や家事育児と並行してだったので、ちょっとパンクしそうになったことも。とはいえ、家族がずっと暮らす家だから適当には決めたくなかったので、仕方ないですよね。
ーー紺野さん1人でお子さんを連れてショールームに行くことも?
紺野そうなんです、それが本当に大変でした……。ショールーム見学は見るのはとっても楽しいんですけど、子どもたちを連れて行くと終始「さわらないでね」「こわさないでね」と言わないといけなくて。
ーー夫婦で意見が合わないこともありましたか?
紺野いっぱいありました。とくに床材についてはいちばん意見が割れました。夫は、床材には木のぬくもりや質感、見た目を重視して挽板(ひきいた)フローリングを希望していました。
挽板は、薄く挽いた木材を合板基材などに張り合わせたもの。表面が天然木なので、無垢材に近い風合いやぬくもりのある質感です。
だけど、表面が天然木だと手入れが大変と聞いたことがあって……子どもも多いし、お茶をこぼしたり、食べこぼしたりするから、私は手入れがラクなビニール製のフローリングがいい、挽板にする必要はない、と思っていました。