【第四子出産】紺野あさ美さんが家づくりで夫と意見の割れた場所「ショールームで裸足で踏んでみたら……」
「家事のしやすさ」を最優先に組んだ間取り
ーー間取りでこだわったポイントは?
紺野間取りもめちゃくちゃ考えました。私は家事のしやすさを最優先にした間取りが希望でした。とにかく負担が少ない家事動線になるように、玄関からキッチン・冷蔵庫までの距離が近いほうがいいと考えていました。でも夫は、家に入ったらすぐリビングがあって、その奥にキッチンがあるほうがいい、と。たしかに、そういう間取りですてきな家もたくさんあるけれど、子どもが4人いると将来的に買い物の量も増えるだろうし、そこは妻のこだわりを優先させてもらいました。
玄関とキッチンの近さのほかに、1階ですべての家事がすむような間取りにもこだわりました。マンションで育った私は、一軒家の階段の上り下りがおっくうに感じていたんですよね。たとえば洗濯をした子どもの衣類を、2階の部屋までわざわざ運ぶことは避けたかったんです。
だから洗濯をしたらすぐにしまえる動線になるように、ランドリーの近くにファミリークローゼットを配置することに。
土地の広さに限界があるので、1階と2階にどんな部屋を配置するかはけっこう話し合いました。
ランドリーから一直線の大容量ファミリークローゼット(提供写真)