宮崎麗果さん「職歴のないシングルマザーを採用してくれる会社はなかった」第三子妊娠中に病院のベッドで起業した理由
利益率の追求より、いい商品を作り続けてユーザーに信頼していただくことを大事にしています。いい商品を作ればユーザーは継続してくれますから、継続率を高めることで利益を高めようという経営方針です。最初は会社が負担してでも、ユーザーがずっと定期購入しやすい価格設定にしたいんです。
ーーユーザー目線を大事にしているんですね。
宮崎1回使ってもらえれば納得していただける自信がありますし、価格的にも続けやすく、会員制度も充実しているので、継続率95%の商品もあります。私のインスタを通して開発の裏側も公開していて、「原価率が高くなっちゃった」とか、「今回のサンプルは失敗しちゃった」とか、普通の大手企業さんなら表に出さない話もオープンにしています。そんなふうにしてお客様との信頼関係が築けていると自負しています。
啓司さんとは「お互いが一番の味方」
(提供写真)
ーー夫の啓司さんとはビジネスパートナーでもありますが、夫婦ゲンカはしますか?
宮崎しますよ〜! これまでもたくさんケンカしました。
啓司さんとはVitolaboという植物療法の会社を一緒に立ち上げたのですが、そのころは夫婦問題よりも、会社の経営方針の意見の食い違いからケンカになることが多かったです。