「今も叱り続けていたらと思うとゾッとします」子どもを叱る回数が激減、ホームレスパパの気づき
それで、奥さんと話し合って、お菓子を入れている引き出しと冷蔵庫に、次のような貼り紙をしてみることにしました。
「お菓子を食べる時は手洗いを済まし、制服を着替えてハンガーに吊るし、ランドセルを所定の位置に置き出すものを出してから食べてください」
我が家はこれで、叱る回数が激減しました。貼り紙が目に入る度に思い出してくれて、先に済ませるようになりました。
今ではかなりの時間が経ってしまい、その貼り紙も景色の一つとして馴染んでしまったのでもう読んではいないんですが、それでも根付いた習慣は簡単には消えません。制服がハンガーに掛かっていないことはほぼ無くなりましたし、ランドセルもだいたいは所定の位置に。たまに、他にやらなければいけないことがあったり、親のサインもらい待ちでランドセルをしまえなかったりなどの理由で定位置に収まっていない時はあるものの、自分が大人になった時にはちゃんと出来るくらいの習慣は十分に身に付いていると思います。出すものもある程度はちゃんと出してくれています。
アプローチを変えたことで本人達の意識も高まり、お互いに注意しあったりもしてくれています。
こうなると楽なルーティンに入り、お互いを見張ってくれているので親が居ない時でもちゃんと出来るようになっていきます。