くらし情報『【ライブレポート】エレファントカシマシは「今を生きる」 有観客+配信で実現した31年目の日比谷野音公演』

2020年10月6日 13:30

【ライブレポート】エレファントカシマシは「今を生きる」 有観客+配信で実現した31年目の日比谷野音公演

客席とステージがぐっと近づいたような感触を覚える。「さあがんばろうぜ!」───安っぽい話にしたいわけではないのだが、どうしたって今ここでエレファントカシマシがこの曲を歌う意味合いを考えてしまう。配信を通して会場には来れないファンにも届いているこのライブ。エレカシがこの状況下で野音を敢行する理由が、じんわりと伝わってくる。

ここで第一部終了、しばらくして始まった第二部は、宮本のフレッシュなカウントから“ハナウタ〜遠い昔からの物語〜”で始まった。温かなメロディと歌詞がとても心地よい。宮本も身体を揺らしながら気持ちよさそうに歌っている。そしてアコースティックギターをぽろぽろと弾きながら歌い出したのは“今宵の月のように”。
毎度のことだが、夜の野音にこれほど似合う曲もない。2番ではハンドマイクで、ステージの前方を歩きながら歌い上げる宮本。ジャキジャキと力強く刻まれるコードとエイトビートを軽やかに乗りこなすバンドのサウンドもすばらしい。

と、ここでなぜかいきなりブーツを履き替える宮本。ヒールの高さが違うらしく、4cmのほうが足が長く見えるが、3cmのほうが歩きやすい、とか言っている(今……?)。

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