メジャー後初ツアーを経てSUPER★DRAGONが得た自信「やってきたことは間違いじゃない」
結果、その2曲が良かったから使ってもらえた、という感じですかね。
――偶然、カラーの違う3曲が一緒になったんですね。
古川そうです。自分たちとしても、収録されることには納得ですし、自分たちも想定していなかったので、すごく嬉しい結果ですね。
――ではそんな「Downforce」についてまずはお聞かせいただけますか?
古川挑戦的なところで言うと、テクノの要素がこんなに強いのは、スパドラの中ではあまりないな、って。ただ、あまりミニマルになりすぎずに派手さみたいなものや、インパクトはしっかり出しつつ、というバランスだったと思うので、そういったところがメロディーラインで顕著に現れているのかなと思います。
だから誰もが聴いたらスピーディーな印象を受けると思うんですけど、ボーカルでちょっとそういったところの空気感が変わるんじゃないかな、と。畳みかけるようなジャンと和哉のラップから、しっかりギャップを作れるように、声色は「押す」とか「殴りに行く」とかそういうことではなくて、引く、というイメージで歌いました。
ジャン海渡(以下、ジャン)表題曲ということで僕と和哉が作詞しているんですけど、割と疾走感のある、ずっと攻めた姿勢のラップというのは意識しました。