三浦涼介の美の秘密「リップクリーム1本で世界観が変わる」
っていう一言で。第一段階はクリアできたのかな、と思いました。自分ではやはり最後まで「これでいいのだろうか」という迷いがあったんですけど、見てくださる周りの方たちの「よし、これでいこう!」という強い思いが、カメラの前に立つ自信を与えてくれました。
――ふわりちゃんを演じるうえで、悩んだ点はありますか?
ふわり自身のことがストーリー上、そこまで追われなかったんですね。なので、彼女のマイノリティな部分が描かれていない分、自分で補いたいと思いました。
キャラクターありきの役柄は、メイクをしていただいて衣装を着せていただいたスタート地点で、ある程度のところまで底上げしてもらっています。そこにセリフの言い方であったり、トーンだったりで内面をプラスしていくんですが、今回は「新しいふわり」を意識していたので、本当に純粋に役を作っていこうと思いながら、演じました。
――撮影が進む中で助けられたことや、役柄に入り込む工夫などがあったならば、教えてください。
桜井日奈子ちゃんが演じる、主人公のまいるちゃんの存在がすごく大きかったです。彼女がいてくれたおかげで、僕自身がふわりでいれたところがたくさんありました。