『カリギュラ』『泣くロミオと怒るジュリエット』橋本淳が舞台に向けて菅田将暉に「関西弁を習いたい(笑)」
僕らなりの座組の答えがきっとあるはずなので。
——菅田さんとは、本作が初共演となりますね。
橋本そうなんです。でも、お互いが出演している舞台を観たこともありましたし、共通の友人もいるので初めて会ったような感じがしなかったんですよね。だから初対面のときに、「会ったことないよね?」と、確かめてしまいました(笑)。
——橋本さんから見た菅田さんはどんな方ですか?
橋本どんな役も憑依しているように見えるので、感覚でやっているように見られがちだけど、実は理論派なのかなって。頭の回転が早い人なんだろうというのは、ずっと思っていたんですけど、実際に会ってみてもその印象は変わらなかったですね。きっといろいろ深く見ている人なんだろうなと思いました。
本読みのときも、スイッチが入ってからの爆発力がすごかったんですよ。本当に素晴らしかった。このあとの稽古期間で、それが何段階も上がっていくと思うので、僕も負けないようにうまく絡んでいきたいと思っています。
——公式サイトの掲載コメントには、『カリギュラ』の原作を初めて読んだときと最近で捉え方が異なっていたとありました。
橋本20代前半の頃に、蜷川幸雄さんが演出をされた『カリギュラ』を観ました。