くらし情報『『カリギュラ』『泣くロミオと怒るジュリエット』橋本淳が舞台に向けて菅田将暉に「関西弁を習いたい(笑)」』

2019年11月14日 14:00

『カリギュラ』『泣くロミオと怒るジュリエット』橋本淳が舞台に向けて菅田将暉に「関西弁を習いたい(笑)」

例えばですが、もし今、余命宣告を受けたら、きっともっと必死になるよなって。黒澤明監督の映画『生きる』みたいだなと思ったんです。その作品は、主人公が胃癌を宣告されてから、初めて生きた心地がしたというようなストーリーなのですが。

本作でも、きっとカリギュラが、漠然と生きている貴族たちに、自分が暴君になることによって「生きるとはなんなのか」というのを無理やり考えさせているのだなと、そう感じました。

——本作を経ることで、橋本さん自身が成長、変化するような期待はありますか?

橋本やっぱりこの仕事は、人とどう関わっていくかが重要になると思います。たぶん稽古中は、毎日変わってくると思うんですよ。僕や相手の気持ちがちょっと変わるだけで、作品全体にも影響してくると思いますし。そういう相手の機微に、毎日どれだけ気づけるのかっていうのを大事にしていきたいです。
感度高くアンテナを張って、人の心の揺れ動きを敏感に感じとっていきたいと思っています。

——そして来年2月に開幕する『泣くロミオと怒るジュリエット』では、桐山照史さん演じるロミオの親友・ベンヴォーリオを演じますね。

橋本『カリギュラ』同様、ベンヴォーリオも冷静な性格の役ですね。

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