2022年1月31日 19:15
福山雅治、無観客生配信ライブ『裸の音』オフィシャルレポ到着「音楽の役目、役割はどんな時でもある」
前日のリハーサル後に急遽差し替え、本番当日に初めて音を合わせる曲もあったが、瞬時に全員が対応していた。
予定外のダブルアンコールで弾き語りも
本編の生配信は20時にスタート。スタッフの拍手に出迎えられ、客席に人影のない広大なライブ空間へと楽屋エリアから歩みゆく福山の姿をカメラが追う。「HELLO」「IT’S ONLY LOVE」といった代表曲群をはじめ、ファンから強く支持されているバラード「ながれ星」「Dear」も盛り込んだ豪華かつ希少価値の高いセットリスト。円形のフォーメーションで向かい合うメンバーたちと福山は頻繁にアイコンタクトを交わし、音と音との対話、場の空気感を楽しんでいる様子だった。緩急のメリハリに富んだ照明、立ち込める深い霧のようなスモーク、炸裂する特効、無観客であることをプラスに転じ可動域を広げた大胆なカメラワーク。メンバーの鳴らす音とスタッフの職人技がバトルの末溶け合う、どこかジャズの即興セッションを思わせる真剣勝負のやり取りが繰り広げられていく。ステージ空間全体が巨大な一つの生き物として躍動し、まるで呼吸しているかのように感じられた。
ライブ中には、Twitterで寄せられる感想をリアルタイムで紹介(※急遽実施が決まった開演前の会場リポートを含め、感想の紹介役として、Twitter担当等で福山ファンにはお馴染みのカズシゲが登板)。