2022年1月31日 19:15
福山雅治、無観客生配信ライブ『裸の音』オフィシャルレポ到着「音楽の役目、役割はどんな時でもある」
アメリカや中国など海外在住のファンに加え、今回のツアーは参加を断念したという医療従事者の方々から、配信ライブ開催への感謝の声が数多く届いていた。「いろんなお立場があった上での判断、決断がある」と福山は厳粛にコメント。「何となく“ライブに行ってくる”って言いにくい空気がある」とも率直に述べ、ライブへの風当たりの強い状況に言及した。最大の対策を施しガイドラインを厳守するのは当然と明言した上で、「基本、僕らがやる時は堂々とやるんです」とも。今回は有観客ではなく無観客での配信ライブだが、自分自身やメンバーも含め音楽で生きる人たちの働く場、ライブという表現の場を守り、寄り添う姿勢を示した。
デビューから32年の時を重ね、「いろんな大きな自然災害であるとか、大変な事件・事故などがありました。その時々に、まさにこのコロナが始まった時もそうですけども、“ライブは不要不急”という声があったと思います」と振り返った上で、「たしかに時と場合によっては不急であるかもしれませんけれども、不要ではないなと思っていましたし、今もそう思っています」と福山は力強くコメント。そんな中、「何かしらの方法で、知恵を絞ってクリエイティヴをお届けできないか」