2022年1月31日 19:15
福山雅治、無観客生配信ライブ『裸の音』オフィシャルレポ到着「音楽の役目、役割はどんな時でもある」
撮影チームには「クレーンカメラも含め、もっとステージの中に突っ込んできて大丈夫です」などと声掛け。ライブづくりに携わる全員に対し、内なるエモーションの炸裂を求めてやまなかった。リハーサルを終えた後には福山が中心となって各セクションのチーフと打ち合わせ。その後もステージへ戻り様々な確認を夜遅くまで行い、次々とアイディアを出してはプランを更新し続けていった。
本番日の28日。福山はスタッフに対し、「皆さんの映り込みも含めてステージセットであり、今日は一人一人が出演者です。“俺の背中カッコいいでしょ?”“俺の仕事カッコいいでしょ?”という気持ちでお願いします」と言葉を掛けていた。それはリクエストであると同時に、スタッフを信頼し、その素晴らしさを誇りに思っている証。
カメラの回っていない時にも、「映しちゃいけないものはここには何もないので」(福山)という言葉を何度も耳にした。
14時からのサウンドチェック、続いてリハーサルの模様をそのまま会場から生中継。歌唱と演奏の様子はもちろんのこと、撮影のアングルや照明に対し冷静かつ的確にディレクションしていく福山のレアな姿を、カメラは包み隠さず捉えていく。