くらし情報『奥田民生が「たったひとり」で描く無限の開放感 有観客&生配信の『ひとり股旅 2020』最終日レポート』

奥田民生が「たったひとり」で描く無限の開放感 有観客&生配信の『ひとり股旅 2020』最終日レポート

と本人は苦笑しきりだったが、懸命に音程を取ろうと奮闘する民生の姿が、この日のライブの珠玉のスパイスになっていたことは間違いない。そして、リズムボックスの刻むビートをバックに“最強のこれから”。熱くギターをかき鳴らしながら響かせる剥き身の熱唱が、強く深く胸を震わせた。

奥田民生が「たったひとり」で描く無限の開放感 有観客&生配信の『ひとり股旅 2020』最終日レポート

Photo by Kenji Miura
奥田民生が「たったひとり」で描く無限の開放感 有観客&生配信の『ひとり股旅 2020』最終日レポート

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「タイムライン合唱」が巻き起こったライブ終盤、会場外に歌を委ねたアンコール

まさにこのライブ当日、2021年1〜2月のバンドツアー『MTRY TOUR 2021』の開催を発表したばかりの奥田民生。「こんな感じのやつを6本ほどやりましたけども。この先どうなるかわかりませんし……一応バンドのツアーも決まりましたけど、わかんないですからね。考えながらやろうと思います。またよろしくお願いします!」と『ひとり股旅』を振り返りつつ「これから」への展望を語ったところで、ライブは早くも終盤へ。「結構いろんな曲を今回やったんですけども。何がウケたんだろうな?やっぱり“KING of KIN”かな?……拍手が少ねえなあ(笑)」と会場の観客をいじりつつ、稀代のビフィズス菌賛歌“KING of KIN”を経てユニコーンの名曲“すばらしい日々”、さらに“さすらい”と惜しげもなく名曲を立て続けに披露。

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