くらし情報『伊藤健太郎「人と人とのつながりの大切さ」 映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』インタビュー』

伊藤健太郎「人と人とのつながりの大切さ」 映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』インタビュー

伊藤健太郎 撮影:山口真由子

撮影:山口真由子



今、もっとも旬な女優とも言える清原果耶を主人公に、中学生の少女と、偶然出会ったおばあさんとの奇妙な交流から少女の成長を描く、映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』が9月4日より公開となっている。

父親の再婚相手である母が妊娠し、2人から愛情を注がれているにもかかわらず、どこか居心地の悪さを感じる中学生のつばめ(清原果耶)。学校でも仲のいい友達はいるものの、変な噂を立てられ、何となく気まずい。そんなつばめが好意を寄せているのが、伊藤健太郎が演じる隣の家に住む大学生の亨くん。家の窓辺からつばめを見つけると「おはよう!」と屈託のない笑顔で挨拶をしてくる好青年だ。つばめがひょんなことから出会った“星ばあ”(桃井かおり)と呼ぶ見ず知らずのおばあさんのために、“赤い屋根”の家を一緒に探したりもする。

そんな“普通”の亨くんをちょうどいい加減の“普通さ”で演じた伊藤健太郎。役と向き合う姿勢から、自身がこの作品を通して感じたこと、そして改めて伝えたいことなどを語ってくれた。


■ファンタジーだけど僕らが普段生きている世界との距離感が近い

伊藤健太郎「人と人とのつながりの大切さ」 映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』インタビュー


ーー今作について最初に感じた印象を教えてください。

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