映画『銀魂 THE FINAL』松下村塾キャスト「離れていても根っこは繋がっている」
杉田久しぶりの出番になる人やゲストキャラクターの人がなるべく入りやすい空気をつくれていると思います。長い時間アフレコしている方に対して「何時からアフレコしているの?」と聞いたり、前後の話数には登場していない方が「なんでこの宇宙人みたいなキャラクターがいるの?」と聞かれたときに答えられるようにしていたり。細かい配慮は意識していたと思います。作品自体もギャグであるからこそ自然体でいられる空気感がありました。それは15年の中でというよりも、最初から感じていましたね。
僕自身、メインキャラクターのキャストの中では比較的下の世代ですが、ほかのみなさんの才能や個性的な力を際立たせるために下で支えるのは自分の性に合っているなと。監督は基本何も言いませんし、雰囲気づくりを率先して手伝ってくれる若いメンバーもいるので、とても恵まれた現場だと思います。
石田僕はスタジオの空気をつくろうとかは思っていないので、杉田くんたちがつくり上げてくれた空気の中にスッと入って透明でいることを目指していました。
子安透明(笑)?
石田あはは(笑)。あるがままを受け入れて、あまり邪魔しないようにと意識していましたね。