シド『承認欲求』インタビュー 「16年の色濃い歴史を乗せて、新しい扉を開く」
でもやっぱりそこの部分に関しては、常に15年間戦いつづけてきたところなので。メンバーと切磋琢磨してきたというか。そこはきっと本質は多分変わらないんじゃないかなという気はしますけど。でも、どういう方向にバンドが向いても、プラスアルファでいられる存在に、よりいられるようにはなってきたかなという感じです。
——ゆうやさんはいかがですか?
ゆうや明希と近いです。やっぱり自信だと思うんですよね。だって俺らってもう15年以上やってきて、毎回毎回こんなにいろんな、自分たちの持ってるものだけに頼らないで、何が新しくて、何が必要でって、16年やってきたんです。もう、これすごいじゃんっていう風にまず思うから。
自信なのかなっていうところはあります、とっても。
——揺れなくなったみたいなところも?
ゆうやうーん……明希と同じで、いらない心配をしなくなったのはありますね。考えすぎるところとか、そこじゃねぇなっていうところに気づけるようにもなったし。それが、シンプルな考えに持っていけるコツだったりするのかもしれないし。そう思うと自信がついたからなんだろうなって思います。
——それは、ライブでの演奏やパフォーマンスにも影響してるなって思います?
ゆうやそうですね、ドラムという、ずっと同じポジションにいるので、あそこだけは自分がエキスパートだと思ってるので。