永瀬廉・坂東龍汰・前田拳太郎が作り上げた“3人だからこその空気感”「もっと一緒にいたかった」
永瀬前田くんに関してはわりと普段の声より何トーンもあげてやっていたから、久しぶりにアフレコの現場に来たとき、自分の声のトーンを忘れていたりとか。前田そうなんですよ。ちょっと空くと忘れる。
永瀬そういうこともあったんですけど、そこからのリカバリーがすごく早かったのを覚えていますね。すぐに優太に戻ってきたというか。その声のトーンをキープしたまま、お芝居を続けて感情も込めて……しんどいやろなと思いながらちゃんと乗り切っていたから、すごいなと思いましたね。鳴子くんはトーン的にはやっぱり落としてましたね。
坂東最初は無理して落としてたんですけど、きつくなって普通に戻りました(笑)。
永瀬・前田はははっ!
永瀬何より走っているシーンで自分まで足踏みしていたというところは、やっぱり鳴子くんの必死さというか、かわいらしさが出ていたな、と思いますね。
前田秋ってあまり自分の感情を表現できない性格だけど、振り幅がすごく大事になってくるシーンがあるんです。そこでは、隣でアフレコしているとすごく熱が伝わってきたな、と思います。
龍汰くんはやっぱりお芝居の生感というか、一緒にやっていて、この世界観に連れて行ってくれる感じがしましたね。