2022年11月23日 12:00
“未知の冒険”を描くディズニー最新作『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』スタッフが語る
でも、このスタジオには世界最高峰のアーティストたちがいるわけですから、彼らの想像力と創造力を発揮してもらえるように制作を進めました。
結果として、美しくて、すべてに整合性のある世界を描くことができました。ですから、可能性であれば、この映画を2回、いや、3回観てもらえると、もっと楽しんでもらえると思います!」
摩訶不思議な世界で、サーチャーとその父の冒険家イェーガー、そして息子のイーサンらは時に力を合わせて、時にお互いの気持ちを確かめながら冒険を続け、やがて自分の“心の内”にも思いをはせるようになる。
グエンは「もっともわかりやすい冒険は、自分の家を後にして、外の世界に出ていく冒険だと思いますが、もっとも恐ろしい冒険の中には、“自分自身の中に入っていく冒険”もあると思うのです」と説明する。
「“自分は父親のような冒険家にはなりたくない”と父に逆らう勇気をもった農夫サーチャーや、愛情を注いでくれる父サーチャーに対して“自分は農夫にはなりたくない、おじいちゃんのようになりたい”と言える力を自分の中に見出すイーサン……これらもまた“自分自身の中に入っていく冒険”で、とても価値のあるものだと思うのです。