SuU自主企画『骨-日-』開催間近、すずきたくまインタビュー「ものすごくいい音楽を作る人たちなので、ツーマンでお互い違う角度からいいものを見せたい」
すずきシンプルに、お酒飲んでて波長が合うっていうか、それこそカワノ(CRYAMY)とも遊んでいるときなんて音楽の話なんてまったくしなくて。歳も一緒なんですけど、本当にくだらないことを2時間くらいずっと酒飲んで話してるみたいな感じなんですよ。だけどその中で「こいつ、俺と同じ部分あるな」とか思う瞬間がめちゃくちゃあって。波長合うなみたいなのを勝手に感じるんですよね。価値観がわりと近いというか、性格は違うけど、なんか根っこはわりと似てるのかなって。慎ちゃん(時速36kmの仲川慎之介)とかもそういうとこあるかもしれないですね。
――でも音楽性的にはだいぶ違うじゃないですか。逆にたくまさんがいわゆるバンドとかロックではないところに今来ているというのはどういうことなんだと思います?
すずき慎ちゃんがやってることを俺がそのままやっても慎ちゃんには勝てないんですよ。
彼の良さは簡単に言うと「歌が上手い」とか「めちゃくちゃいい歌詞書く」とか「いいメロディ作る」とかで、正面からそこでぶつかっていっても絶対勝てないんで。なので俺は俺で俺にしかできないことをやろうと思って進んでいったら、なんかひねくれた音というか、暗い音になった(笑)。