2021年11月2日 17:00
朗読劇『クローバーに愛をこめて』高本学×山下七海インタビュー
僕はこの主人公たちの半分くらいしか生きていないですが、希望に満ちた内容になっているんですよね。これからいろいろなことが人生にあるんだろうなって。英雄として違う人生を歩むことで、自分の人生も豊かになった感じがしました。
山下幼馴染という近い存在なんですけど、英雄ちゃんと愛美の生き方が全然違っているんですよね。ひとつのことに全力で向かっていく英雄ちゃんと、いろんなものに向き合いながら時に苦しんだりしている愛美。このふたりがどうなっていくのかは、ラブストーリーという意味でもそうですが、人生として考えさせられました。みんなどこかに共感ができるような本になっているので、観て聞いてくださる方も、気持ちがわかるシーンがたくさんあると思います!
ーー演じている役柄について、教えていただけますか?
高本英雄は真っ直ぐで、いつまでも純粋な少年のような人間なんです。物語は5歳から始まるんですけど、愛情もちゃんと知っていますし、愛美と過ごす時間の大切さを経験してオトナになっていく姿がキラキラ輝いているんですね。
今回朗読することによって、山下さんが演じる愛美からさまざまな感情を受け取りながら、役が芝居中に進化していけば、より英雄に近づけると思うし、その感情の交換が楽しみです。