2021年11月2日 17:00
朗読劇『クローバーに愛をこめて』高本学×山下七海インタビュー
だから、その年齢になったという違いも芝居で見せられたらと思っています。
ーーどこかの地点から振り返るとかではなく、そのときの年齢で読み進めていくのですね。
高本そうですね。5歳から始まるので、5歳のときは5歳の読み方になるので、年齢によって読み方は変わってくると思います。
ーー高本さん的には、幼少期が大変ですよね。
高本そうなんですよ! 嘘っぽくならないようにとかはいろいろと考えているのですが、そこは振り切って、5歳からやるのがいちばんなのかなと思っています(笑)。声変わりもしていますからね……そこは課題だと思って頑張っていきたいです。
山下5歳って、アニメの場合はだいたい女性が声をやりますからね。
そういう意味では大変だと思います。
ーーあとは自分の年齢を越えてから、結婚、出産と続いていくので、そこも難しそうです。
山下私は、母性を表現できるかがキーになってくるんだと思います。母性……ないような気もするんですけどね(笑)。猫ちゃんを飼っているので、その子に対する母性はありますけど、自分の子供ってまだイメージができていないから、稽古までにイメージを膨らませて挑もうかなと思います。