シド『ほうき星』インタビューPart2「僕たちにはライブがすべてだった」
自分もライブを観に行きたいですし、音楽って偉大なもの、代わりがいないもの、なんだなって感じました。今年は自分たちの立場の大切さというか、重要性を自分たちも見直す期間にもなったし、より1本1本のライブの重みも今後また、増してくるのかなっていう気持ちが芽生えましたね。それを再確認した1年でした。
マオ1月のライブが決まっているのでそれを全力でやりたいなあというのと、やっぱりツアーをやりたいですよね。世界がこうなって、こういう形になっていくだろうという予想はあっていいと思うんですけど、それとは別で僕たちは希望も持っておかないとなって思っています。以前と同じような日々が戻ってきて、ツアーもできるという希望がないと。現実だけだと頑張れないことって多いと思うんですよね。その希望も忘れずに、お互いライブとかで会える日を楽しみに、耐えることや、我慢すること、不安なこともたくさんあると思うんですけど、今はその希望を夢見て頑張る時期なのかなと思っています。
ーー次に対面でライブができたら、どんな気持ちになりそうですか?
マオどうかなあ。そういう楽しい想像っていいですよね。僕たちは、自分もそうですし、シドもそうですし、演っている側が、ライブがすべてだったなあってこのコロナの期間に一番痛感したんですよ。