本郷奏多が演じる100年先まで残る作品「将来家族ができたときに観せられるものがある」
撮影 / 奥田耕平
2021年度後期NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(月〜土曜 午前8:00 NHK総合ほか)は、2007年度後期NHK連続テレビ小説『ちりとてちん』の脚本を手掛けた藤本有紀によるオリジナル作品で、ラジオ英語講座とともに歩んだ3人のヒロインが紡ぐ100年のファミリーストーリーだ。
初代ヒロイン・安子役に上白石萌音、その娘となる二代目ヒロイン・るい役に深津絵里、るいの娘となる三代目ヒロイン・ひなた役に川栄李奈と、三者三様の魅力が光る。3世代の親子を描く今作は、岡山編・大阪編・京都編と、ヒロインのバトンが次の世代へと受け継がれていく、連続テレビ小説では初の試みでも注目を集めている。
物語を締めくくる京都編は、昭和40年代からスタート。父親の影響により時代劇が大好きで、侍に憧れているという三代目ヒロイン・ひなたをかき乱すのは、若き大部屋俳優・五十嵐文四郎(いがらしぶんしろう)。
そんな五十嵐を演じるのは、確かな演技力の持ち主である、本郷奏多。少し生意気で無愛想なところもあるという五十嵐を彼はどんなふうに見せてくれるのだろうか。
五十嵐は不器用僕は世渡り上手(笑)