2022年4月8日 18:00
【札幌公演終演直後インタビュー】銀杏BOYZ「こういうライブができるなら、『こんな曲もできるな』っていうイメージがどんどん湧いてきている」
従来の銀杏BOYZのステージとの時間の進み方の違い
――演奏時間はおおむね2時間半くらいで、普段のライブと変わらないのに、もっと長く感じました。贅沢な時間というか。
峯田「時間の進み方が普段のライブとは全然違う」っていうのは僕も感じたけど、ただ僕の場合は逆で、スッゲー早く時間が過ぎるように感じたことがあったかな。本編が終わって一度ステージから引っ込むじゃん。そのときに「ヤッベ。今日は30分くらい早く終わっちゃたかもしれない」と思って時計を見てみると、もう2時間20分くらい演奏し終えていたりとかね。こういうのも僕自身は面白かった。
あと、基本はお客さんも椅子に座って観てるじゃん。
でも、「BABY BABY」くらいでみんな一斉に立ち上がるんだ。誰かが立ち上がって、そこから広がっていくのかもしれないけど、あれは面白いなと思った。
ただ、照明とかのせいもあるかもしれないけど、普段のライブと違って、ステージからだとお客さんの表情が見えなくて、うっすらと白い世界のような感じに見えてたんだけどね。そこも従来のライブと違うところなんだけど、これも僕にとっては幻想的で面白い時間だった。
ツアーが終わった今はまず新しい曲を作りたい
――アコースティック・アレンジだったので、当初は「もっと昔のフォークっぽくなるのかな」