主演、中山優馬らに聞く、世界が注目する劇作家、ジェレミー・O・ハリスの日本初上演作 舞台『ダディ』
撮影:木村直軌
昨年のトニー賞でストレートプレイでは最多となる12部門にノミネートされた『Slave Play』。その脚本を手掛けた新進気鋭の劇作家、ジェレミー・O・ハリスが、2019年にオフ・ブロードウェイで初演。人種、セクシュアリティ、家族、格差社会、モラル、アイデンティティといったテーマをリアルな会話で鋭く描き、大胆で刺激的な内容が非常に魅力的だと話題となった舞台『ダディ』が、小川絵梨子演出、中山優馬主演で日本初演を果たす。
若いアフリカ系アメリカ人のアーティストであるフランクリン(中山優馬)は、LAに住むセレブの初老アートコレクターであるアンドレ(大場泰正)に出会い、その魅力に抗えず、二人は熱い関係を深めていく。フランクリンの友人で駆け出しの俳優、マックス(原嘉孝)やインフルエンサーのベラミー(前島亜美)、そしてフランクリンの才能を見出すアートディーラーのアレッシア(長野里美)はふたりの関係に関して黙認するが、クリスチャンでこうるさいフランクリンの母親、ゾラ(神野三鈴)は、自分の息子が危険にさらされていると疑いを持つ。そして、彼女は彼らふたりの関係を崩そうとアンドレを追い詰めていくのだが…。