くらし情報『プロ18年目にして成長を止めらない家長、記録的Vにもさらなる高みを目指す川崎F』

プロ18年目にして成長を止めらない家長、記録的Vにもさらなる高みを目指す川崎F

21分に右サイドで家長がインサイドハーフ脇坂泰斗にボールを託すと、脇坂は同じくインサイドハーフの田中碧とワンツーからゴール前へ浮き球を放る。そこへ家長を追い抜いて走り込んだ右SB山根視来がヒールパスでつなぎ、冷静にタイミングを計った家長が左ボレー一閃。

プロ18年目にして成長を止めらない家長、記録的Vにもさらなる高みを目指す川崎F

家長昭博(川崎フロンターレ)(c)J.LEGUE
43分には中途半端な相手のクリアボールを右サイドの高い位置で収めた田中が脇坂とワンツーパス、続いてCFレアンドロ・ダミアンとのワンツーからクロスを放つと、家長が頭から飛び込んでゴールを揺らしたのだった。

ふたつのゴールシーンを家長は「練習でやっている形が1点目に出てよかった。本当に視来のボールが素晴らしかったし、あとは集中してシュートを打つだけだった。(2点目は)碧が抜け出した瞬間にいいクロスが上がってくると思った。非常にいいボールがきて、決められてよかった」と振り返った。

ゴールシーンだけではない。
家長にボールが収まると、タメができた。高度なスキルと体幹の強さを両立し、高いサッカーIQと広い視野を兼ね備えた家長がボールを持つと相手DFは容易には飛び込めない。スペースが少なく、攻守の切り替えが早い現代サッカーにおいて、家長の周りだけが時がゆっくり流れているような錯覚に陥るのだ。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
漫画家・脚本家募集LPバナー 上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.