プロ18年目にして成長を止めらない家長、記録的Vにもさらなる高みを目指す川崎F
そう感じさせるだけの独特の間合いと言うか、懐の深さを家長は見せ付けている。
鬼木達監督(川崎フロンターレ)(c)J.LEGUE
この日の川崎Fは守備でも盤石だった。攻撃から守備の素早い切り替えで、マイボールを失ってもすぐさまボールを取り返し、再び攻撃を作り直していた。相手ボールになっても組織立った守備で連続したディフェンスを披露。横浜FMのパスワークに付いていくだけではなく、ここぞというところで囲い込んでボールを奪取した。
試合後、鬼木達監督は「守備のところ、囲い込みのところを強調して試合に入った。選手は攻撃的なチームを相手に怖がらずに前へ前へ行ってくれた。後半に体力的なところで、引いて受ける時間もあったが、それでも『FUJI XEROX SUPER CUP 2021』の時にはあそこ(後半2-0)から2点取られたことを考えると、失点ゼロで抑えて勝ち切ったことはすごく評価できる」と選手たちを称えた。
谷口彰悟(川崎フロンターレ)(c)J.LEGUE
CB・谷口彰悟主将も「マリノスが後半になって非常に前へパワーをかけていた。なかなかマイボールにできず守りの時間が長かったが、課題を生かすことができた。