原作は、第63回小学館漫画賞 少女向け部門を受賞した咲坂伊緒の同名コミック。20代の男性である北村と赤楚の目にも、胸がキュンとなる場面がたくさんあったようだ。
「理央と(福本莉子演じる)由奈が図書館にいて、由奈が涙を流すシーンがあるんですけど、あそこはすごく好きですね。僕は小中高と図書室で過ごすことが多くて。図書室にはいろんな思い出があるんです。図書室って得てして床が絨毯だったりするから、靴を脱がなきゃいけなくて、靴下越しに伝わる感触とか、ちょっと生温かい空気とか、本の匂いとか、全部が好き。できれば、僕も高校生の頃に女の子とふたりで図書室で過ごしたかったなと思いました(笑)」(北村)
「僕は鬼ごっこのシーンがすごく好きです。自分が高校生のときとか、全然あんな感じのことはなかったから。
あのピュアな感じは今でもすごく憧れます」(赤楚)
「僕も高校生の頃はあんなピュアじゃなかった。凄く大人ぶってたし、もっと尖り散らしていたから(笑)」(北村)
「そうなの?単に考え方が大人だったというわけではなく?」(赤楚)
「うん。騒がしい男子とか、『ヘッ』って顔で見てた(笑)」(北村)
「それはスレてるね…(苦笑)」