劇場公開も決定。製作者・宮川絵里子が語るドラマ『SHOGUN 将軍』
、周囲の人も気を遣うことはないですし、一緒に作業したり、頼み事をしたり、困った時は聞くことができるんです。
ハリウッドではよくメインの役者さんがプロデューサーに名前を連ねることはありますけど、まぁ見ても脚本づくりかキャスティングぐらいだと思うんです。でも、真田さんは毎日現場に来て、すべてを見てくださったので、本作で真田さんはプロデューサー以上のことをされたと思っています」
宮川絵里子プロデューサー
彼らの真摯な作品づくり、そして日本が誇る“活動屋の血”を継ぐ真田の活躍によって本作は世界各地で高評価を獲得した。
「日本を含め、世界中でヒットしたことが何よりもうれしいです。撮影の最後の方には賞の話をしている人がいたり、完成後には大きなプレミアがあったりとジワジワと達成感を感じてはいましたけど、日本の方がどのように受け入れてくださるのかは不安になっていたんです。でも、エミー賞のニュースが日本でも流れて、本当にいろんな方がドラマを観てくださって感想を寄せてくださって、そこでやっと“やった!この作品をやってよかった”と思うようになりましたね。ですから、今回の劇場公開でより多くの方に観てもらうことを期待しています」