木戸大聖の夢を叶える秘訣「夢があることに自信を持つ」
追いつけないな、と思わされることも、多いんですけどね」
取材当時(2024年6月初旬)も、ドラマ『9ボーダー』が放送中だった木戸。主演映画の公開、ファンクラブの開設、そして1st写真集の発売と、日を追うごとに露出の機会が増えている。どんどん人気者になっていく息子に対し、家族はどんな思いでいるのか。
「僕がドラマに出演中だったらリアルタイムで観てくれますし、母親から聞く限り、父親は外で僕の話をたくさんしてくれているらしいです(笑)。僕たち家族の前では、あまり多くを語るタイプではないんですけど。ちょっとでも喜んでもらえているなら、自慢できるって思ってもらえているなら、この仕事に就いてよかったな、と思います」
家族やスタッフをはじめ、周囲への感謝を忘れない謙虚な姿勢を絶やさない木戸だが、彼は過去のインタビューでも繰り返し「負けず嫌い」な自身の性格に触れてきた。その源には「20歳での役者デビューは遅い」という引け目があったという。
「18歳からお芝居に関わらせてもらって、およそ2年間、スタートラインにさえ立てない期間がありました。
その期間にだいぶ醸成されたマインドなんだと思います、僕の負けず嫌いは。