くらし情報『濱田めぐみ 『ファインディング・ネバーランド』は現実に生きる人間たちの話』

濱田めぐみ 『ファインディング・ネバーランド』は現実に生きる人間たちの話

だからこそ彼女が満足するパフォーマンスをしたいなと思わせてくれる演出家です。

素直って難しい、でも一番素敵なこと

――すでに立ち稽古にも入っているとのこと、日本版『ファインディング・ネバーランド』はどうなりそうですか?
小山さんや育ちゃん(山崎育三郎)と話していたのは、壮大に魅せるのではなく、特に大人たちは地に足を着け、しっかり考えて悩んで、朴訥に物語を運んでいこうねということ。音楽も舞台美術も素敵なので、ともすればその雰囲気に飲まれてしまいかねない作品です。そうではなく、人は苦悩を抱えながら、ひたすら真面目に生きていく、その本質をきちんと伝えたい。特に大人は、リアルな私たちと同じく“現実”と向き合っている。それに対し、子どもたちは自由に飛び回っている、その対比も見せたいですね。『ピーターパン』はファンタジーでありネバーランドで暮らす人たちの話ですが、『ファインディング・ネバーランド』は現実に生きる人間たちの話。私たちは観客の皆さんが日々の生活を送るのと同様に、一歩一歩踏みしめて生きていこうねと話しています。


濱田めぐみ 『ファインディング・ネバーランド』は現実に生きる人間たちの話


――ずばり、濱田さんが思う『ファインディング・ネバーランド』のテーマは。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
漫画家・脚本家募集LPバナー 上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.