2022年9月7日 07:00
加藤和樹、初の本格コメディ挑戦! 真面目な弁護士ポールは「やればやるほど自分と似ている」
とやりすぎてしまうと、物語の軸がブレてしまう。真剣に物語を向き合い、結果「すごく笑える、ハートフルなコメディだったね」となったら一番いいのかなと感じています。
まわりに翻弄されるポール
「すでに他人とは思えません」
――演じるのがポール。真面目な弁護士ですね。まわりに翻弄される役、というのは加藤さんは得意そうです(笑)。
たしかに彼が一番この作品の中で翻弄されていますね(笑)。お母さん(バンクス夫人)もそういうところはありますが……。コリーが散らかしたものを、几帳面に一個ずつ片付けたり、というのは……自分でもやっていて「いつものやつだな」と思ったりもします(笑)。
――ポールの可愛いところは?
やればやるほど、自分と似ているなと思うところばかりで、すでに他人とは思えません。なんだかんだ言ってコリーのことが大好きで、本当はケンカもしたくないんだけど、強がりを言うし、意固地というか頑固というか頭でっかちというか……。
そういうところが「ああ、わかるな」と思うし、すごく愛しいです。彼の真面目さをきちんと真面目に作り上げるほど、コリーとのコントラストが出て面白くなると思うので、その笑いをきかせるためにもしっかり真面目なポールを作っていきたいです。