くらし情報『シリーズの生みの親が解説! 『インサイド・ヘッド2』が“ワクワクする理由”』

シリーズの生みの親が解説! 『インサイド・ヘッド2』が“ワクワクする理由”

「確かにふたつの作品は似たところがありますね。『インサイド・ヘッド』は内側について描いた物語で、『ソウルフル・ワールド』はもっと外側に意識をむけて“より大きな人生の目的”だったり、“人生のあとに来るものは何か?”について描きました。いまこうして改めて振り返ると、“生きることの意味”みたいなテーマを掘り下げるアニメーション映画をつくれたことが奇跡だったと思いますね(笑)。こういう仕事をしていると、小さな子供たちや家族みんなで楽しめる作品を求められることが多いけど、あの映画では実存主義的なテーマを扱ったわけだから」

彼の監督作ではないが『インサイド・ヘッド2』もまた『インサイド・ヘッド』『ソウルフル・ワールド』の延長線上にある。

「人生のそれぞれの段階で重要な問題は変わってくると思うんです。『ソウルフル・ワールド』のような“生きることの意味”を考える映画は若い頃にはつくろうとすら考えなかったと思うんです(笑)。若い頃は自分の人生だとか存在について考えることもなかったし、当時は好きな人が自分のことを好きでいてくれるかな? みたいなことを考えていた(笑)

『インサイド・ヘッド2』の主人公ライリーの年代は思春期で、自分が社会だったり周囲にうまくフィットしているのか? 自分が間違った行動をしていないか? 適切なことを言えているのか? が何よりも重要な時期だと思うんです」

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