2022年9月16日 18:00
【野音ワンマン直前企画】東西のフラカン番による緊急対談!「40代後半~50代の心情を、こんなリアルに描いているロックがこれまであったか」
結成33年、メジャー・デビューから28年、コロナ禍になってから2作目・通算19作目のニューアルバム『ネイキッド!』を、2022年9月7日にリリースしたフラワーカンパニーズ。9月23日(金・祝) には、通算8回目であり、5年ぶりであり、2024年から大規模な改修工事に入る予定で、次回があるとしても当分先になるであろう、日比谷野外大音楽堂でのワンマンが控えている。11月からは30本以上に及ぶ『ネイキッド!』のリリース・ツアーも始まる。というこのタイミングで、本人たちにインタビューするのではなく(これまでも何度も行ってきたし、今後もあると思うので)、関係者や後輩ミュージシャンなど、様々な人がフラカンを語る特集シリーズを、ぴあでは組むことにした。
まずその一回目、長年フラカンを追って来た関東と関西のフラカン番のライター、兵庫慎司と鈴木淳史の対談をお届けする。ふたりが『ネイキッド!』をどう聴いたか、2022年現在のフラワーカンパニーズをどう見ているかについて、話してもらった。
鈴木淳史(以下、鈴木)兵庫さんが最初にフラカンのライブを観た時って──。
兵庫慎司(以下、兵庫)え、そこから?(笑)。