くらし情報『スターチャンネル放送・配信作品、エミー賞23部門で受賞 『ある家族の肖像』マーク・ラファロのコメントも』

スターチャンネル放送・配信作品、エミー賞23部門で受賞 『ある家族の肖像』マーク・ラファロのコメントも

だから、僕は原作を読んだ時に「この物語に登場するのは僕が一緒に育ってきた僕の知っている人々で、彼らは僕が知っている階級の人たちだ」と思ったんだ。誰もああいう人たちの物語を語ろうとはしないけれど、彼らのような人たちこそが一般的なアメリカ人であり、アメリカの様相なんだ。この物語に共感したのは、僕も家族がすべてだと思って育ってきたし、双子同然の弟がいたからだろうね。

ーー双子の役を演じることに、やりがいと同時に不安は?

どうしようもないほどビビったよ。40代後半だった頃はめいっぱい虚勢を張って積極的に仕事に取り組んでいたけれど、52歳になる頃には役者としての自信も男としての自信も、とにかくありとあらゆる自信を失っていたからね。自信のない状態が当たり前になっていたから、うまくやり通せるかどうか以前より心配するようになっていたんだ。

ーーどうやって不安を乗り越えた?

こういう企画に取り組むうえで、デレクは最高のパートナーだった。彼は役者のそういう弱さを求める監督で、「そうか、君はそんな風に感じているんだね。
よし、その感じで撮影してみよう。きっと素晴らしいものになるぞ」と言ってくれるんだ。「君が感じている通りに演じてくれ。

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