2021年10月26日 17:00
井ノ原快彦「自分が楽しめば、幸せ。」マイペースなすみっコたちが教えてくれること
って(笑)。なので、これまた漠然と「芸能人かなあ」って。
――そうだったんですね!
井ノ原じゃあ、芸能人を目指すにはどうしたらいいんだろう、歌うのは好きだけど、踊りはやったことないし、人前で踊るなんて絶対やりたくないなとか。それとドラマとかで見ていたキスシーンも、子供ながらに「うわー、何それ?」って思ってしまって。
でも、いざ自分がお芝居するときには、全然できちゃう(笑)。それはなぜかと言うと、夢を叶える道の途中だからなんですよ。さっき言ったダンスもそうですけど、やってみると本当に好きになっていましたし。自分では想像できないことも、いくらでもできてしまう。
夢の持つ力ってすごいなと思いますね。
『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』
――その積み重ねで、夢を叶えた現在の井ノ原さんがいると。
井ノ原でも、大人になると分かるんですけど、「じゃあ、どこまで目指すの?」って問題もあって。ジャニーズ(事務所)に入れた、雑誌に載った、街で声をかけられるようになった……で、「もういいかな」って(笑)。実際には周りのみんなが頑張る姿を見て、「いやいや、おれも頑張らなきゃ」と思ったり、でも逆に自分のことを見失ってしまったり。