【峯田和伸ロングインタビュー】『越年 Lovers』撮影裏話や大好きな映画・音楽の話まで
去年は家にいることが多かったので、けっこうたくさん映画を観ました。DVDもよく買いますよ。
――タランティーノが好きなんですか?
好きです。大学生のときに初めてリアルタイムで『レザボア・ドッグス』(92)を観て、そこから新作のたびに映画館に行っています。VHSも買ってDVDも買って、デザインが新しくなった再発版のDVDも買ったりするから『パルプ・フィクション』(94)と“レザボア”は5、6枚持ってます(笑)。レーザーディスク以外は全部持っていますね。
――自宅はコレクションでスゴいことになってるんじゃないですか?
そうですね。いっぱいありますよ。
スタンリー・キューブリックとかレオス・カラックスとか、好きな監督の映画のDVDはいつでも観られるように買うことが多いですからね。
――『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』も好きですか?
最高です(笑)。
――シャロン・テート事件を知っている人は悲しい結末になるんだろうなと思いながら観ていくわけですけど、あの映画ではそうならないところが………。
変えたんです、運命を。ブラッド・ピットとレオナルド・ディカプリオが演じたあのふたりが(笑)。