【峯田和伸ロングインタビュー】『越年 Lovers』撮影裏話や大好きな映画・音楽の話まで
でも、今回は登場する男たちがみんなディスコミュニケーションで、それに女性が振り回される。そこには、女性から見た男性の何か共通する印象があるのかもしれませんね。
『越年 Lovers』をどんな人たちに観てもらいたい?
――この映画をどんな人たちに観てもらいたいですか?
起承転結がはっきりとした、山あり谷ありみたいな分かりやすさはないけれど、自分の日常に近い人たちが映っていて、なんか、ホッとするような映画にはなっていると思います。
映画にはいろんな楽しみ方があると思うし、自分の日常とかけ離れたアトラクションのような世界を楽しむ作品もありますよね。
でも、一方には、好きな人に想いを上手く伝えられなかったりする、自分に近い問題を抱えた人が出てくる映画もあります。
この作品も、最近、あの人との関係が上手くいっていないなと思っていたり、何かの問題にぶつかっている人たちがちょっとでも前を向いてくれるような映画になればいいなと思っています。
役者という仕事の位置づけ
――ところで、峯田さんは音楽活動だけじゃなく、最近は役者の仕事も多いと思うんですけど、ご自身の中では、役者の仕事はどういう位置づけなんですか?
楽しいです。