2023年12月6日 21:00
w.o.d.が歌舞伎町の夜に比類なき音楽愛を奏でたワンマンツアーファイナル【オフィシャルレポート】
なんでもライヴの打ち上げでアウターとカバンをなくしたのだそう。「そんときはベロベロやからしゃあないけど、今日も新幹線に荷物忘れたからね。病気やと思う」と話すと、フロアからの「大丈夫!」の声に「何が?」と返して笑わせた。
「俺、いま無敵の人なんすよ。携帯以外何も持ってない。音楽しかないんで、音楽で遊びましょう」と意外に感動的な着地を見せて、「モーニング・グローリー」「Kill your idols, Kiss me baby」「lala」「1994」を続けて演奏した。フロアからは「楽しいぞー!」「ありがとう!」などと声が上がったが、このときはステージの上下でどんどんエモーションが高まっていくのが実感できたものだ。
「こんなバカみたいにでかい音でライヴやって、スタジオも入るから、毎日でかい音聴いてんのよ。 “疲れた、もう音楽聴きたくない” と思いながら家帰って、音楽流すねん。どんだけ音楽好きやねんって思うけど、やっぱ最高ですね。ライヴやるにも曲作るにも、いろんな意図があったりするけど、そういうんじゃなくて、ただ音楽やりたいねん、俺は」
そう話すと、印象的なベースのイントロから「イカロス」