くらし情報『映画初出演! 丸山礼の“仕事をする”ということ「いろんなものに感受性を揺さぶられながら。でもそれもまた人生」』

映画初出演! 丸山礼の“仕事をする”ということ「いろんなものに感受性を揺さぶられながら。でもそれもまた人生」

――真珠との対面シーンはやはりすごく印象的でした。丸山さんの表情もクルクルと変わっていって……あのときはどういった気持ちで演じていらっしゃったんですか?

死刑囚だし、面会室だし、ということもあって、黒島さんとはあの日は挨拶以外、何もしゃべらなかったんです。でも、逆にそれがよかったと思います。
演じているときは、私としては同い年で活躍している黒島結菜さんに対しての羨ましさみたいな感情でしかなかったですね。真珠が幼い頃の記憶をつらつら言い出すシーンではわりと桃ちゃんゾーンで入れたんですけど、それ以外は胸に刺さる言葉が多かったので、そこはもう本当に憎悪感をマシマシで行こうと思っていました。
「黒島結菜さんみたいになりたいのに!こんな映画のヒロインまでやって、朝ドラの主演までやってみんな掴んでいる、くそ!」と思いながら演じました(笑)。

映画初出演! 丸山礼の“仕事をする”ということ「いろんなものに感受性を揺さぶられながら。でもそれもまた人生」

(C)乃木坂太郎/小学館 (C)2024 映画「夏目アラタの結婚」製作委員会
――あの桃ちゃんのセリフがぴったりくるような心境に持って行かれた?

それもありましたね。張りつめていました。

黒島さんとはこの間ばったりお会いして、「お久しぶりです」って言ったら共演したことを忘れられていました(笑)。

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