『HiGH&LOW THE WORST』山田裕貴「圧倒的なカリスマ性を持ったキングに」
くん、そこで鬼邪高には山田裕貴ってなると、“誰?”って思われると感じていたし、当初から“絶対に爪痕を残さなければならない”という想いがありました。そこからスタートして、当然僕らだけの力ではないですけど、『クローズ』『WORST』の世界とコラボも実現しました」
かねてから『クローズ』『WORST』の愛読者だったという山田。そして、漫画の前日譚を描き、大ヒットした映画『クローズZERO』への憧れは強かったそうだ。
「その時僕は俳優ですらなかった。でも「出たい」と思っていたんです、相当ですよね(笑)。『クローズZERO』は今を代表する諸先輩方が一堂に会するような作品で。この映画を観て育った自分が、また同じ世界で戦えるというのは……、びっくらこいた!ですよ(笑)」
そして、本作の観客も、かつての自分のように、この映画を観て熱くなってほしいという。
「僕はあの時の芹沢多摩雄のような存在、圧倒的なカリスマ性を持ったキングでいなければならない。
そういう僕らを観て、あの頃の僕らのように熱くなってくれたら本望ですね」
撮影/高橋那月、取材・文/藤谷千明
『HiGH&LOW THE WORST』
全国公開中
※高橋ヒロシの「高」はハシゴダカが正式表記。