ネオシンガーソングライターSGが目指すもの「人が生きていくためのBGMになりたい」
吹奏楽にしろ、合唱にしろ、学生のみなさんと何かをやりたいな、と思っていたんですけど、スタッフチームに相談したら二つ返事で「やりましょう!」ということになって。これは作るしかないな、と。
――学生のみなさんの演奏を聴かれたときの印象はいかがでしたか?
レコーディングの現場にもいたんですけど、最初に通しで演奏するのを聴いたときに涙が出ちゃいました。それぞれのパートをひとりひとりがどんな気持ちで練習して、この日を迎えたんだろう、って。最初の音鳴らしだったので、みんな緊張してちょっと間違えたりもするんですよ。そこさえも愛おしくて、泣けてきた、というのはありましたね。この吹奏楽バージョンは本当にみなさんが感動できるものになるんだろうな、とその時に確信しました。
――お話もされたんですか?
もちろん!ご飯休憩のときに学生の皆さんの控え室にカメラマンさんと一緒に行って……学生からすると、何て言ったらいいんだろ……接しづらい存在になりかねないじゃないですか。
アーティストっていうのもそうだし、いかに先生っぽくならないようにしようかな、もうちょっとフレンドリーになったらいけるのかな、っていろいろ考えましたね。