ネオシンガーソングライターSGが目指すもの「人が生きていくためのBGMになりたい」
遠くにいても、人生のフェーズごとに濃淡があっても、ずっとSNSで繋がっているから。「僕らまた」には僕にとっての「別れ」の解釈が詰まっているんですけど、それがZ世代の感覚と偶然合ったみたいです。
SGの音楽のルーツとは?
――今回、ぴあに初めて登場していただくということで、SGさんの音楽のルーツも少しお聞きしたいなと思いまして。
ルーツ……難しいですね。
韓国にいるときはK-POP、特にBIGBANGのG-DRAGONさんが大好きでめちゃめちゃ影響を受けていました。
日本に来たときには、寮に住んでいたんですけど、その寮の友達が、ビジュアル系のバンドが大好きだったんですよ。で、バンドに触れてかっこいいじゃん、と思って、ビジュアルメイクして学校に行ってました(笑)。それぐらい好きだったんですけど、音大に入って自分がバンドを組むことになったタイミングで、RADWIMPSだったりを初めて聴いたんです。
――そこで、なんですね。
そうなんですよ。チューニングはドロップBじゃないと音楽じゃない、と思ってたんです。ビジュアル系あるあるだと思うんですけど、あんな重低音じゃないと聴けない!と思っていました。