SIX LOUNGE ヤマグチユウモリが語る、この1年と新作『3』
ほんと、それだけです。それ以外は別に。音楽を止めちゃいけないとか、ライブ・シーンの火を消しちゃいけないとか、そんなかっこいいもんじゃないです(笑)。もっと自然な感じだと思います。
――とは言え、SIX LOUNGEの活動にライブは欠かせないものではあるわけですよね?
ヤマグチそうですね。要だと思います。ライブがないと、人間もダメになるし、かっこいいライブをしたいとずっと思っているんで、それはもうほんと核だと思います。ライブ・バンドと言われるのはちょっと恥ずかしいですけど、その恥ずかしさも含めながら、ライブは要だと思っています。
――ヤマグチさんが考えるかっこいいライブとは?
ヤマグチ何もかもどうでもよくなっちゃうと言うか、暴れたくなるっていうのとはまた別なんですけど、ぼーっと立ち尽くす瞬間がけっこうあったんで、俺が他のバンドのライブを観ながら。
――あー、なるほど。
ヤマグチそういうライブをやりたいですね。テンションがアガッちゃって、ぐしゃぐしゃになっちゃうのもいいし、良すぎちゃって茫然と浸ってるっていうのも最高だし、両方ありますね。
とにかく数を出そうと思った
――コロナ禍の中で、これからバンドとしてどう活動していったらいいか不安になると言ったらちょっと大袈裟になってしまいますけど、そういうことも考えましたか?
ヤマグチずっと曲を作ってたんですよ。