SIX LOUNGE ヤマグチユウモリが語る、この1年と新作『3』
上の人に。ハハハハ。今回はなんかね、(メジャー)3年目というのもあって、これまであんまり言うことを聞いたことがなかったから、聞いてみようかなっていう(笑)。もちろん、言われるがままではないですけど、ちゃんと俺らも考えつつ、わかりましたって感じです。だから、1曲目はどうしても「カナリア」でみたいな思い入れがあるわけではないです。
――今までは言うことを聞いていなかったんですね?(笑)
ヤマグチはい。言うことを聞かなすぎて、失敗とまでは言えないですけど、言うことを聞いたほうが良かったかなって思う瞬間もなくはなかったんで、ちょっと聞いてみました(笑)。
――ちょっと心境の変化があったわけですね?
ヤマグチそうですね。
段々嫌いになってますね。
――えっ、嫌いにってメジャー・レーベルが?
ヤマグチはい(笑)。いい意味で嫌いになってます。でも、本来の形だと思いますよ。だって、嫌われる職業じゃないですか、レーベルって。曲について、あれこれ口を挟まないといけないわけだから。それはわかってるんですけど、曲についていろいろ言われるとムカつくじゃないですか。ハハハハ。
そういう心境の変化は確かにありました。