2023年2月9日 13:00
【BLUE ENCOUNTインタビュー・後編(ミニアルバム&武道館編)】バンドの未来を提示した上で、歩み出す1年
とにかく昨年11月は1年分の忙しさを詰め込んだと言っても過言ではなかったですね。
──いろんな出来事が同時進行していた時期ですね。
田邊ホールツアーの最中で、同時期にフェス出演もあって。あとは先日発表になった『映画刀剣乱舞-黎明-』の主題歌「DESTINY」も、その時期にレコーディングと同時進行でリリックを書いていたような時期で。だから正直諦めていたんですよね、もうここで新しい曲は生まれないだろうと思っていたんです。
となったときに、11月の頭に突然「DOOR」というものが生まれてきて。これは、この時期に生まれたからやりませんではなくて、この時期に生まれたからこそ死ぬ気でやろうぜっていう解釈にみんながなって。ほんっとに急ピッチだったよね。
辻村うん、すごい勢いだった。
辻村勇太(Ba)
田邊フェスの前日の夜中まで、プロデューサーさんの家のスタジオでプリプロをして。そのまま俺と辻村は、フェスの近くのホテルに泊まって、数時間寝て、ほぼトップバッターで出演するっていう(笑)。
辻村朝早かったからね。なので、あの時期の記憶が曖昧なくらいで(笑)。
田邊で、そのフェスの次の日には、今回のレコーディングがスタートするという状況で、シビレましたね。