2022年4月25日 18:00
渋谷の一画を丸々借り切り! 渡辺謙&伊藤英明が『TOKYO VICE』ハリウッド式撮影の裏側を語る
その結果が出る瞬間がいちばん怖かったですね。謙さんが仰ったように、メインのキャストに感染者が出たらすべてがストップしてしまいますから。アメリカから来たスタッフや共演者にも迷惑をかけますからね。
渡辺日本の作品の倍以上、撮影現場に人がいるからね。そういう意味ではプレッシャーがありました。
伊藤とにかく規模が大きいですよね。渋谷でのロケにしても、日本では考えられないですけれど、ホテル街の一区画を丸々借り切って、控え室を作ったり。エキストラの方の数もそこはしっかり集め、なおかつ感染症対策も厳格に行なわれる。
その規模の大きさに、圧倒されました。“謙さんはこういうところで闘ってるのか!”という驚きもありましたよ。
アンセル・エルゴートを実家に連れていって交流!
――アンセル・エルゴートとの共演は、いかがでしたか?
伊藤僕の演じた刑事は、アンセルが扮する新聞記者ジェイクの要望に応じて、日本のアンダーグランドを教えていくのですが、アンセル自身も日本の文化をとても知りたがっていたんです。特に日本の日常生活の部分ですね。ですからプライベートでも、一緒にいろんなところに出かけました。休みの日には公園で一緒にバスケしたりしましたが、積極的に日本人と交流し、それを役に反映させる。