新国立劇場2024/2025シーズン舞踊ラインアップ。吉田都芸術監督の新たな挑戦とは。
で生まれた選りすぐりの作品を上演するシリーズ。小㞍健太をアドヴァイザーに迎え、ダンサーたちが創作にのぞむ。「すでに2回ワークショップをしていただいて、いろいろな身体の使い方、動きに挑戦したり短い振付にアドヴァイスをもらったりと、勉強になります」(吉田)。
■『くるみ割り人形』
(12月21日~2025年1月5日)
振付:ウエイン・イーグリング音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
クリスマスの風物詩として親しまれている作品だが、新国立劇場では近年、年末年始まで公演期間を延長し、ファンを掴んでいる。「次回は全18回公演とチャレンジングなのですが、今シーズンの年末年始は2万6千人を超える方々にお越しいただき、とても嬉しく思います。公演だけでなく、劇場自体を楽しんでいただきました。キャストについては、デビューもあるかもしれませんね」(吉田)
くるみ割り人形(撮影:長谷川清徳)
2025年7月には『ジゼル』のロイヤル・オペラハウス公演も
■「バレエ・コフレ」
(2025年3月14日~3月16日)
『エチュード』〈新制作〉
振付:ハラルド・ランダー音楽:カール・チェルニー編曲:クヌドーゲ・リーサゲル
『精確さによる目眩くスリル』〈新制作〉
振付:ウィリアム・フォーサイス、音楽:フランツ・シューベルト
『火の鳥』振付:ミハイル・フォーキン、音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー
コフレとはフランス語で宝石箱の意味。