2022年6月15日 11:50
さくらしめじ、全曲ラブソングを披露した結成8周年記念ライブのオフィシャルレポート到着
では、観客全員がペンライトをピンクにして会場をハッピーなムードで染め上げ、夢の中でしか話しかけられない妄想ラブソング「きのうのゆめ」では爽やかな歌声でオーディエンスを魅了した。
田中雅功
「実は僕、人見知りなんだ。意外かもしれないけど。君を見つけてから、僕は僕なりに変わろうと思ったんだ。僕が変わらないと君が誰かに取られちゃう気がして」
そんな彪我の告白を経て、シンガーソングライターのコレサワ提供の前向きな失恋ソング「届けそこねたラブソング」を熱唱すると、“恋を叶えてくれる月”と呼ばれている六月の満月をモチーフにした「ストロベリームーン」では二人ともアコギを置き、雅功がタンバリン、彪我がピンクのペンライトを持って客席を煽り、フロアの熱気を上昇させた。
演奏後には雅功が今日、この日がストロベリームーンであることを語り、「好きな人と見たらその恋が叶うって言われてるけど、外は雨っぽいですね。今日は僕たちがストロベリームーンです」と宣言。さらにここから、言葉とは裏腹の気持ちが表出する「大嫌い」、“でもね”を繰り返しながら心の奥底にある言えない思いを語る「でもね」を情感豊かに歌い上げ、「先に言うね」